落合勁心(けいしん)のつなぐブログNEW

社会貢献活動を地道にしてます

前回の続き(解離性同一性障害)

解離性同一性障害ってのは

 

分かりやすくいうと「多重人格」です。

 

中にいる時にそういう人と出会って打ち明けられた事がキッカケで勉強したのね。

 

その人は出会った時から声が出なかった。

捕まってからのストレスでそうなったと説明してた。

んである時急に

百田尚樹のプリズムという小説を読んでほしい」

と言われたんやけど、その小説が解離性同一性障害をテーマにしてる小説やってん。

 

解離性同一性障害は説明が難しく、ましてや彼は喋れなかったから読んでもらうのが最善やったんやろう。

 

 

んで読んでみたんやけど

実際に解離性同一性障害の人と接するのが初めましてな訳やから、正直困惑した。

 

その困惑に加えて

気を付けなアカンかったのは、刑務所やし普通よりも自分の身を守らなアカン。

そして

解離性同一性障害って思ってるだけ』とか、『解離性同一性障害と思いたい』だけとか、

そういう疑念もあった。

 

更に受刑したばっかで立場が低くて非常に周りの目を気にする必要があった。

 

そんなモヤモヤを抱えながらも接していくと

ある時二人きりになった時に突然

「初めまして、〇〇です」って喋って挨拶してきたのね(゚∀゚)

そりゃまぁ驚いたけど、普通に喋ってたら

「あなただけは信用出来ると思ったので出てきました

って言ってくれた。

それが私にそれを打ち明ける理由やったみたい。

 

未成年時代の逆境体験の話は少し聞いたし何となくは分かってるけど、波乱万丈やね。

 

 

んで、もっと話したい事あったけど、なかなか上手く生活出来んくて突然いなくなってしまってそれっきり………

 

 

それ以来ずっと気にかけてる

大丈夫かな?どうなったんかな?って。

 

解離性同一性障害に関しては

『ビリー・ミリガン』て人の小説も読んで、少しずつ理解を深めようと努力してきた。

 

勿論、すごく理解してる訳では無い。

 

でも、経験値は持ってる。

 

 

解離性同一性障害……

 

違う人格になってる時の記憶が飛ぶ人もいる。

 

ビリー・ミリガンは

「瞬きをしたら、違う場所にいて、時間も経ってて、その間自分が何をしたのか一切分からない。それがとてつもない恐怖だ」

と表現している。

 

そんな辛い解離性同一性障害を抱えている人がこの日本にも確かにいる。

 

もし、あなたに当事者が信頼して打ち明けてくれたのなら

それはとてつもない勇気だと思うので

耳を傾けてあげて下さい。

私も次はもっと上手く接してあげたいと思います。

 

では

日々お疲れ様ですm(_ _)m✨

ばいちゃ!!