落合勁心(けいしん)のつなぐブログNEW

社会貢献活動を地道にしてます

Believe-君にかける橋- 第1話から知る刑務所事情

ハァイ🤚どうも( ̄ー ̄)

 

では早速ドラマの話しますね。

長いけど「へぇー」がたくさんあるはずなので

何回かに分けてでも読んでほしいです( ̄ー ̄)

 

まず裁判の様子は、正にあんな感じです。

傍聴席があり、その前に裁判官が居て。

間に弁護士と検事が向かい合い、その4つの真ん中で被告人は辱めの刑をまずくらいます。

 

ちなみに、保釈で出ている人は拘束されてはいないかもしれませんが。保釈出来ていない人は留置所か拘置所から手錠と腰縄を着けられ、犬の散歩みたいに法廷に入っていきます。

その様を傍聴席からガン見されるので人によっては恥ずかしくて屈辱的でたまらない瞬間だと思います。

加えて、見る側もその時までは手錠と腰縄姿を見る機会がないので、被告人を大切に思ってる人からしても苦しい瞬間でしょう。

 

次に。

刑務所での面会シーン。

これも正にって感じで、アクリル板越しに話します。場所によるかもしれませんが

基本、留置所と拘置所は職員が立会します。

刑務所では、これも場所によるかもしれませんが

2回目からは立会は省かれます。

私の所は親族のみしか面会は出来ませんでした。

面会は30分です。

ただ、真面目に過ごし階級が上がれば

45分…1時間…と伸びていきます。

基本録音と録画されてます。

問題ないと判断されてる人のは毎回チェックってのはないかもですが、毎回チェックされる人もいるのだと思います。

 

次に。

逃走失敗シーン。

これはリアルでやるとまじであんなもんじゃ済まなくて(笑)。

見てない人にはネタバレになってしまいますが…

職員3人位突き飛ばしてましたよね?。

あれ、傷害罪や暴行罪が成立しちゃうんです。

窃盗やわいせつ行為でも、ほんの小さなかすり傷1つで強盗致傷や強姦致傷に罪名が変わる可能性があるくらい重大な要素なんです。

なので、3人に傷がつくともなると

まず事件化になって、刑務所内で取調べを受けて、最悪『増し刑』になり刑期が伸びます。

更に別の刑務所に移され、仮釈放も非常に厳しくなる可能性大です。

ちなみに

喧嘩や逃走などが起きた場合、非常事態なので警報が鳴らされます。

そしたら刑務所中の手が空いている職員が

ドガガガガがぁーーーと突っ走ってきて

「下向けぇーー!!一切動くな、こっち見るなよぉー!!」

と周りに指示してきます。

もし職員と目が合おうものなら

「下向け言うとるやろう!!!」

と怒鳴られるだけで済んだら良くて、最悪、指示違反で連行されて一発で懲罰になります。

非常事態中は『隙が生まれる』ので、厳重警戒体制になります。

もしかしたら喧嘩や逃走がおとりで、誰かが何かを実行する為に仕組まれてる可能性もあるわけです。

なので、キムタクは5、6に囲まれてましたが

リアルならざっと20人近くの職員が押し寄せてきますし、ビデオも回されて言動を撮られ証拠として残されます。

 

ちなみに、敷地が広いので遠くからダッシュして来た職員はもうハァハァ!!です(笑)。

更にちなみに

※懲罰とは……

独房で朝から夕方までただただ座らされる

というのを短くて4日、長くて20日〜30日。

勿論飯やトイレはあります。

人によっては独りで気楽と良い、と言い。

人よっては地獄だと言う。

 

次に。

雑居部屋の様子ですが、これも正にって感じでした。部屋の汚さや配置もあんな感じ。

それと、イジワルな人はイジワルだし、挨拶に厳しい人もいるし、問題を起こさないように努める人もいる。ただ

基本は皆問題起こしたくないんです。

なので基本皆『まずは大人しいし友好的』というのもリアルです。

なぜって、、

許し合って認め合って助け合わないと自分の生活の安心安全を維持出来ないからです。

そして、雑居部屋の場合それが本当に難しい。

キムタクもでしたが、同室の人は選べないし、ルームシェアしたいと思って集まってる人達でもない。

そんな状態で様々な人間が5、6人で毎日暮らし始める訳です。

問題が起きない訳がない。

それで失敗して懲罰行きになる人たちがなんと多い事か……。

雑居システムは本当に可哀そうでした。

※喧嘩に対して

「やめろよ!こっちまで懲罰はごめんだ」という発言について…

同部屋で喧嘩や激しい口論が起こった場合、廊下を巡回している職員にバレます。

そして同部屋の全員が連行されます。

なぜなら、事実確認をする為に全員から聞き込み調査を行わなければいけないからです。

そして、何かしらの言動が喧嘩に関与したと認められる調査結果が1つでも出てきてしまえば懲罰です。

なので、人によっては喧嘩になりそうなのを察知してトイレに籠もり自衛する人もいます。

 

ちなみにアタシはゲイだから留置所からずっと独居で1人部屋。

その点ではかなり安心安全でしたが……

なぁんにも分からない状態でずっと1人ってのは、初期から慣れるまでの間はまぁぁじで怖かっし不安と孤独でした。

そこに裁判や移動での環境変化、手紙や面会でのやり取りがドワドワドワっと押し寄せてくるので……

そりゃもう精神不安定になりますよ。

人によっては辛すぎて声が出なくなったり、突発性難聴になったり、それこそ鬱になって安定剤や睡眠剤に頼り始めたりします。

ちなみにアタシは薬には頼らなかったです。

なので大分強いとは思います。

ただまぁ、、、頼らんかっただけで相当不安定でしたけどね。

「みんなゴメンね」

それはホンマに思ってる。

 

最期に。

就寝時間に布団の中で手紙を読む、書くシーン。

あれも完全アウトです。

まさか…何処かの施設では可能だったのか??。

と思ったほどリアルでは無いシーンです。

普通はダメなんですよ

バレたら何時だろうが連行です。

本もダメです。

何をしてもダメです。

基本は9時前に就寝、電気が暗くなったら布団に横になってなければいけない。

なので体が痛い痛い……。

基本トイレやうがいや水分補給でしか立ち歩いてはいけない。

ゴソゴソしてたら廊下で巡回してる職員に怪しまれるだけです。

ちなみに、足音を

※鳴らしてくれる職員

※鳴らさず忍び寄ってくる職員

がいます(笑)。

 

という事で

今回はこんな感じで終わりましょうかね🤚

 

どうでした?

刑務所の内部事情に触れる機会なんて日常でなかなか無いですよね?

なんか少しでも学んでもらって

何かのタイミングで誰かに伝えてもらって

んで、犯罪や刑務所を恐れて別の道を歩む人を生み出せたら嬉しいです。

 

そうやって色んな考えや、思い、経験をつないで良い社会や未来を作っていきたくて

『つなぐブログ』

ってタイトルにしてるんでね😋

 

では

日々お疲れ様ですm(_ _)m✨

 

ばいちゃ!